校長挨拶

校長挨拶

城北つばさ高校のホームページをご覧いただきありがとうございます。城北つばさ高校は、単位制による定時制の高校として昼間部(普通科)と夜間部(ものづくり科)の二部制で平成29年4月に開校しました。開校以来、ご支援を賜っております地域や中学校の皆様、またいつも温かく本校を見守っていただいているすべての皆様に心より感謝し、御礼を申し上げます。


私からは校訓「自主自立」「相互尊重」「未来創造」をふまえた本校の目標、果たすべき役割についてお伝えします。一言でいえば、予測が難しいこれからの社会の中で生徒たちが自立して、将来にわたって社会とかかわり、貢献していくためのスキルを身に付けることを目標にしています。それは授業での学習、学力の向上はもちろんですが、それだけではありません、学校生活を通して集団の中で互いを尊重し、人間関係を築いていくこと、壁にぶつかって悩んだときに周囲に相談し、その困りごとを解決するための手法を学ぶこと。そしていつか保護者の皆様から巣立ち、社会へ貢献するための術を身につけることです。


すなわち人間としての生き方、在り方の模索と社会との関わりについて考え、そのために必要な力を身につけるということです。具体的には、将来の職業や生活に夢や希望を持ち、学びに向き合うこと。集団の中で他の生徒とともに学び、多様な考え方に触れ、切磋琢磨すること。一人の人間として成長し、地域の未来を支えていくことなどです。そのために本校では個々の生徒たちの可能性を伸ばすことを目指し、一人一人としっかり向き合うきめ細やかな対応を心がけています。そして生徒たちに厳しさの中にも温かみのある指導や支援を実践する熱心な先生方がいます。


城北つばさ高校の入学に際して大事なのは、なぜその学校に行くのか、という理由と目的が明確であることだと思います。高校に通い、しっかりと高校生活を送りたいという気持ちがあってこそ、学校生活は充実したものになると考えます。本校は中学校の時に、様々な事情から勉強をしたくても十分にかなわなかった、また、自分の将来のために、自分のペースでしっかりと勉強をしたいと思っている、そのような人を歓迎します。


城北つばさ高校はこのような目標と役割を担い、「新しくできた学校」から「新しいことができる学校」を目指していきます。そのため、家庭や地域との連携を大切にし、地域から選ばれる学校づくりに努めてまいります。また、日々の生活を大切にしながら、着実に歩みを進め、心豊かな人間を育成し、生徒の夢を実現する学校づくりに取り組んでまいります。今後とも皆様のご理解、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。


~城北つばさ高校で、皆さんの大切な高校生活を過ごしてみませんか。

「今」を見つめ、「未来」を想う。「城北つばさ」は、そんなあなたを応援します。~


愛知県立城北つばさ高等学校長 山下 智之